娘の小学校は毎日プリント1枚、裏表に国語の文章問題や算数の計算問題など50問の宿題があります。
その他、自由に選んで本の音読、教科書で今やっている所の音読をするようになっています。
そして娘が一番最後にやるのが日記です。
今日あった事を書き、次の日に先生に提出するというもの。
その日は娘を珠算教室に連れて行き、迎えに行ってその帰りに私の従兄が亡くなったのでお通夜に行きました。
4日程前に脳出血で倒れ意識不明。
結局意識が回復する事なく、最後は親兄弟、親戚が見守るなか天国へ旅立ちました。
私は看取る事はできませんでした。
一回り年上のいとこのお兄ちゃん。
結婚する事なく、一生懸命働いて趣味のゴルフと釣りとパチンコが楽しみな人でした。
パチンコ屋さんでトイレに行ってそのまま倒れて病院へ運ばれたそうです。
昨日まで元気に普通にしていた人が、突然亡くなってしまう事。
私も例外ではないなと思い、とても怖くなりました。
でもお兄ちゃんは楽しそうに生活し、友達も多く、人生を楽しんでいるように見えました。
遺影は少し若い頃のとっても良い笑顔の写真。
最後にお別れしようと顔を見せてもらいました。
とても綺麗な顔で口角が上がり、微笑んでいるようでした。
私は娘に泣いているところを見られたくないと思い、必至に泣くのをこらえました。
お兄ちゃん綺麗な顔だったね~、天国逝ったね~って明るく振舞いました。
その日帰ってきて娘がいつものように日記を書き始めました。
ママのいとこが死にました。
はじめて死んだ人を見ました。
と続き、
死んだ日はバレンタインデーでした。
いつもバレンタインの日に思い出してチョコがあげられるのでいいと思います!
と
軽~いテンション(+_+)
いつも先生がコメントくれるのですが、その日は花まるだけ。
きっと何て書いていいか困っただろうな。
我慢しないで泣いて、人の死は悲しい事なんだよっていう事を素直に表現したらよかったのかなぁ。
子供の頃に泣きたい時や辛い時、感情をあまり出さないようにただ耐える事ばかりしてきたから、こういう時にどうやって振舞えばいいかかわからないんだよね。
悲しい本やテレビを見ても、人と感想が違う時があって、イマイチ自分の道徳的な部分に自信がない。
だから映画は一人で観に行くのが好きな私です( ;∀;)