今日は午前中、祖母のお見舞いに行ってきた。
大好きな大好きなお祖母ちゃん。
呼吸が苦しそうで心拍数も血圧も高く、酸素のチューブをつけていた。
私の母を10歳まで育てた祖母は母とは違い穏やかで無口でいつも笑顔の人だった。
お正月に合う時はいつも素晴らしい本をプレゼントしてくれた。
そのお祖母ちゃんのおかげで私は道を踏み外す事もなく今までこれたと思っている。
会う回数が少なくても、本当に思われているという事が伝われば子供はそれを支えに成長できる。
お祖母ちゃんはいつも陰ながら私を応援してくれていた。
私の幸せを願っていてくれた。
そんなお祖母ちゃんがあんな苦しそうな姿でベッドに横たわっているなんて。
涙で目が潤んでいつもドライアイでゴロゴロしているコンタクトが常に馴染んでいる。
お祖母ちゃんの事を考えると1時間に1度は涙が溢れそうになり、娘の前だからと堪える。
その繰り返しだが家事をしていても仕事をしていても今日は目がウルウルだ。
毎日お祖母ちゃんに会いに行こう。
明日も明後日も病院に会いに行こう。
もう何もする事ができず、ただ酸素と心電図の機械をつけて寝ている苦しそうなお祖母ちゃん。
私にできる事はあるのだろうか。
祈るだけだが何をどう祈っていいのか。
もう楽になっていいよなのか、長生きしてねなのか。
96歳のお祖母ちゃん。
今日はとにかく目が潤う日だ。
炊飯器にご飯を仕込み、買い物を済ませ、在宅ワークをして。
何をしていても目が潤う日だ。