うつ病夫とアダルトチルドレン妻の日常

うつ病の夫をもつアダルトチルドレンの妻と子供&愛犬の日常を綴ったブログです。

人生を教えてくれた本

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25歳くらいの時ある一冊の本を読んだのを思い出しました。

その本を読んで感銘を受けた記憶はなかったのですが、今思い出したという事は心の中のどこかで気になっていたのでしょう。

25歳の私はまだ独身で社会人としては半人前、趣味でダンスはしているけれどそれでご飯を食べれるわけでもなく。

その当時の私は将来お金持ちになりたいと思っていたのか、とにかく仕事に明け暮れました。

働けば働く程お金は増えますがストレスも半端なく、仕事帰りに飲み歩いたり洋服やバックを衝動買いしたり。

地に足がついていないとはこの事だと今は思うのですが、自分がどこを目指して何になろうとしているのか自分でも分かっていなかったのです。

その時読んだ本の内容は、日本のサラリーマンが休暇を利用して南の島に行き、現地の子供たちと話をするという内容。

日本から来たサラリーマンの男性が身に着けている腕時計や洋服を見て「暑くないの?ここに何しに来たの?日本で何してるの?」と質問攻め。

男性は子供たちに「いつも海で遊んでばかりいるの?勉強しなきゃだめだよ」って言って。

子供たちは「どうして勉強しなきゃいけないの?」って。

男性は「勉強して良い学校に行って、良い会社に就職して、定年まで働いて、将来は南の島でゆっくり過ごせるようにさ」って。

子供たちは「な~んだ、そんな事なら今僕たちやってるよ」って。

男性が人生の最後に行きつきたいところは南の島の子供たちが普段からやっている事だったのだという話。

人生は何かを我慢しながら高みを目指して行った先や頂点にあるものではなく、その過程を楽しんで、今日を楽しんで過ごした人が一日一日積み重ねたその先が結果的に幸せなんだっていう事。

なのかな?

40歳過ぎてやっと分かってきたっていうか。

今まで何者かになろうと迷走してその過程はずっと辛くてつまらなく生きてきた私。

本当にもったいない40年を過ごしたね。

でも在宅ワークを初めて自分の好きな時間に働いて、苦手な人付き合いも飲み会にも参加しなくてよくなって、今はストレスもゼロ。

休みは自分勝手に決めて南の島に行ってバカンスも自由。

何なら南の島で仕事もできる。

生きていく過程を楽しめるようになると人生は本当に豊かになると感じる。

働き方が変わりつつある時代でど真ん中の私たち40代は、20年間古い体質の会社で働いていたので戸惑っている人がたくさんいるはず。

それでも新しい時代であと20年働かなくてはいけない。

更に勉強が必要で、柔軟に対応しなければいけない。

自分が受けてきた教育をそのまま子供に押し付けてはいけない。

何もかも子供と一緒に勉強するつもりで生活しなくてはいけないと感じる。

子供の教育や自分の仕事の事を考えると立ち止まってはいられない。

その私が読んだ本には時速80kmの速さで突っ走って、事故を起こしたりガス欠になって止まってはいけないと書いてありました。

時速1kmでもいいからずっと動き続ける。

ゆっくりでもいいから前に進み続けて、景色を見ながらおしゃべりを楽しみながらドライブするのがいいよって書いてありました。

その本は心が病んでいる人に向けての本だったような気がします。

その当時うつ病で入院していた今の夫に病院で暇だろうから本でもプレゼントしようと思って書店で立ち読みしたのだと思います。

でもその時の私はこの本に全然ピンとこなくて、違う本をプレゼントしたか結局何もあげなかったのかもしれません。

急に思い出したので忘れないうちに書いてみました。

人生とは。

少しずつ分かってくるものなのかな。